ぎょう虫検査と座高測定が来年度から廃止に!確かにいらないかも

教育の危機!01 文部科学省が学校保健安全法施行規則を改正して、来年度からの健康診断項目からぎょう虫検査と座高測定を外しました。ぎょう虫検査は尿検査と並んで学校に持っていくのが恥ずかしかった検査かもしれません。夜寝ている間に肛門から出てきたぎょう虫が肛門周辺に卵を産みつけたのを、セロテープで貼り付け、顕微鏡で検査するものです。2日間に渡っておしりにぺったっとするのですが、万が一検査に引っかかった場合かなり恥ずかしいでしょう。検査の始まった頃は、全国民7割程度がかかっていた国民病でしたが、現在は1パーセント程度の園児や児童にしか発見されていません。また、座高測定は、戦時下に始まりました。今では考えられませんが、胴長は健康との考えによるものです。座高が高いということは足が短い・・・ということが判明するだけで、測定を疑問視する意見が以前から出ていたようです。このちょっぴり恥ずかしい検査と測定が同時に来年から実施されなくなりますが、他にも国内の色々な法や制度は明治や戦前・戦後まもなく作られたものが多く、今の時代や環境にマッチしないものが沢山あります。子供たちの健康や安全のために、状況に応じて廃止したり見直すことが必要ですね。

組み体操が存亡の危機!

教育の危機!02 学校の一大イベント運動会で、リレーなどに並んで見せ場となっているのが組体操です。全生徒がきっちりと技を決めて、ビシッと揃った時は、思わず拍手を送りたくなりますよね。その反対に、なかなか決まらないときにはハラハラドキドキして「がんばってー」と声援を送り固唾を呑んで見守る・・・そんな会場内の雰囲気をひとつにする組体操が存亡の危機に直面しているようです。5月9日に熊本県の中学校で、組体操のピラミッドの一番下に位置していた3年生男子が下敷きになって全治一ヶ月の腰椎骨折したことがきっかけとなって、論議が巻き起こりました。これまでも組体操による事故は多く、後遺症が残るケースが2012年だけでも3件報告されています。ほかのスポーツと比較すると、頸部や体の根幹部分を負傷しやすことで警鐘を鳴らしている専門家もいます。ただ、危ないからといって何でも禁止してよいのか!という意見も多くみられます。また組体操の魅力は、相手の気持ちやバランスを尊重しながら完成していくという目的と達成感でしょう。安全のための新しい技も考えられてはいますが、もしかしたら数年後、組体操は日本の運動会から消えているかもしれません。